あさりの酒蒸しと重曹

「あさりの酒蒸し」を初めて作ってみた。「あさりの酒蒸し」なる存在を知ったのは小学時代の家庭科授業。クラスのおマセなクソガキが「あさりのさか蒸し」を作るのが得意と発言したことに端を発する。その料理について聞くのも初めてならば、食したこともない私としては、物凄い難しくて高級な料理に感じていたのである。それも「酒蒸し」ではなく脳内変換では「逆蒸し」となっており、蒸し器をひっくり返した状態で特殊な蒸しをするのだろうと。それから時が流れること、22年。一昨日、彼女が家に遊びに来るということで、食材を買いに行ったところ、はまぐりとあさりが安価で売られていた。そう言えば、貝を料理したことがないなぁと貝料理を海馬に問い合わせてみたのだが、出てくるのはパエリア(ムール貝じゃん?)やお吸い物等で、ピントくるような料理ではない。そして22年の歳月を経て「あさりの酒蒸し」が浮上した訳である。料理酒も同時に購入し、彼女が来るのを待って相談する。「あさりの酒蒸し」て作ったことある?当然のように経験があるらしく、作り方を教わる。22年の歳月を経て「あさりの酒蒸し」が小学生でも作れる料理だと確認した次第。感動したのは塩が不要で、自然な貝の塩分と出汁で極上の味を醸し出すところ。レパートリーが一つ増えました。
いつだったか、重曹と酢によるナチュラルクリーニングをテレビで観て、化学反応に敏感な私は重曹を購入し、シンクに重曹を大さじ一杯と醸造酢を流しこんだ。シュワワワーと超感動。ちゅうか、汚れが勝手に剥げ落ちているよ!調子こいてると、酢が空になっていた。。