東京ゾンビ

昨年仕事納めの日に渋谷で鑑賞。原作の緩い雰囲気をそのまま、かなり忠実に映像化している点で凄い満足した作品だった。個人的には哀川翔という俳優が大嫌いだったのだが、ミツオの安定感を醸しながらも心配性という新しい設定を上手に融合していて、他のキャスティングが浮かばないほど適役となっていた。この作品においては存在感が凄い。久々に邦画を予約した(リンダリンダリンダ以来かな)。
東京ゾンビ

東京ゾンビ

花くまゆうさくの作品は、最初ガロで拝見して絵の汚さ云々以前にメッセージが強くて毛嫌いしていたのだが、「漫画の鬼アックス」で連載開始された「東京ゾンビ」初回を読んだ瞬間、引き込まれていた。基本的に自分の好みがそのまま反映(ゾンビ、柔術、手加減しない一方的な正義、突き抜け具合)されていたので、ラストがどうなろうと、この作品は大好きになるだろうと思っていた。まさか映画化されるとは思っていなかったけど。原作も映像もピントが合っているという点で、近年稀に見る作品だったのでオススメしておくよ!