FF1

あめりあです。
FF1(GBA版)をクリア。
1987/12/28だったんですねぇ。この時期のFCのRPGで空を飛ぶ(飛行艇)という概念を取り入れたのは初だったんじゃないですかね。クラスチェンジも恐らく先行していたと思います。
リメイク版なのでバランス調整されていると思われ、レベルを明示的に上げたり、お金を稼いだりとかはほぼ皆無でした(浪費し過ぎてフェアリー買うところで一度稼ぎが入ったけど)。
ストーリーは、自然の調和を保つ4つのクリスタル(土、火、水、風)の力が何者の手により奪われ、自然のバランスが崩れ、魔物が彷徨く世界となってしまったところに、伝説の4人の戦士が現れ、クリスタルを奪還し諸悪の根源を断つというもの。最初から目的が分かっている分、途中で「あれ?何をするんだっけ?」と忘れることがない非常にシンプルなものでプレイし易かったです。クリスタルのある場所は各土地の村人なりにヒントを聞いて紐解くもので、これがなかなか難しかったです。実はプロローグ画面で、キーとなる場所をクリスタル属性の説明付き(風は止み。。。みたいな)で見せているんですが、先程リプレイして気付きました。バハムートがFF1から登場していたのには吃驚しましたね。

Lv.61 プレイ時間16:50てのは、どんなものか知りませんが、個人的に進行上迷ったのは恐らく1時間くらいだと思う。体感として25時間はやっているような気がする。
迷ったのは土のクリスタルを入手してから次のクリスタルのある場所を見つけるまで。船でここでもないそこでもないと右往左往をめちゃくちゃしていた。

リメイク版から導入されたと思うコンフィグ画面。このコンフィグが快適なプレイを支援してくれます。ちゅか、ダッシュは常時ONで良いと思いますし、選択キーの記憶もデフォで良いと思いますけどね。FC世代の人間からすれば、選択キーは一から入力し直しというのがデフォなんで、より快適に感じますね。

良かった点

  1. 船が早い段階で入手出来るところ
  2. 対アンデッドな魔法があるところ
  3. 範囲魔法がグループではなく全体なところ(DQで言うところのイオみたいなの)
  4. 魔法の重ねがけが出来るところ
  5. 音楽がキャッチーなところ
  6. どこでもセーブが出来るところ(リメイク固有だろうけど)
  7. 飛行艇が楽しい
  8. 飛行艇入手してからプレイがめちゃ楽しくなる
  9. ミラージュの塔のフィールドグラフィック
  10. ボス系キャラが段階変化しないところ

悪かった点

  1. 序盤が挫けそうになるくらいめっちゃきつい
  2. ダンジョンでのエンカウント率は本当に萎える(特に地と火のクリスタル奪還時)
  3. クリスタルを奪還すると関係する追加ダンジョンが開放されるが、追加ダンジョンと知らず、次のイベント場所だと思って突入し酷い目にあった(オリジナル版を把握していないと勘違いする)
  4. 土クリスタル奪還後にどこへ行けば良いか本当に分からず延々と海を彷徨った
  5. 飛行石のヒント場所(クレセントレイク)と飛行艇入手のヒント場所(エルフ)が違うため、ちと彷徨った
  6. ルフェインの町の周りに飛行艇を降ろせず相当な距離を徒歩し、終いには「ルパガミド」を喰らう。

てな訳で、俗に言う「作業」は発生しないので(発生していたら私が止めている)、なんですかねぇ、このゲームやるならゼルダファーストとかの方が断然オススメですが、つまらない訳じゃないです。むしろ、それなりに面白いです。普通と最高の間くらいですね。プレイを始めたら、まぁ進めてしまいますよね。