ウィンドウズアプリケーション開発といふもの

amelia2007-07-21

んで、真面目に仕事としてWindowsネイティブアプリケーションを開発してみての感想。
まず、Win32APIでベタに開発しようとするならば、相当な勢いでイディオってないと崩壊します。C言語しか体得していないと、その道を選択しそうになるかもしれませんが、CRTレベルでWin32APIを見ていると炸裂しますので気を付けないといけません。
な訳で、MFCが登場してくる訳です。だけど、C++ちゅうかオブジェクト指向言語をかじってもいないと、構造化指向で物凄く冗長なコードを構築していって、最終的にご破算になるかもしれません(特におっさんプログラマはこの手にはまりやすい)。MFCだけですべてをカバーすることは出来ないので、必ずWin32APIを使う日がやってきますけどね。
パラでも良いので、ウィンドウプロシージャやウィンドウメッセージなどのウィンドウズアーキテクチャとプロセス/スレッドモデルを勉強しておくと(まぁ実践体得にかなうものはありませんが)、とてもヘルシーに開発が進むと思います。特にMFCケルトンを利用すると、Doc-ViewのMVCパターンを強要されるので、そこをどう利用するか、どう掻い潜るかちゅうのもポイントです。
また、コープロやコーグル等を徘徊し、GUIカスタムコントロール系を色々と勉強しておくと、かっこ良いGUIが作れますし、お客さんも喜んでくれます。コモンコントロールのサブクラス化によるカスタマイズは何気に工数を取りますので見積もりには注意が必要です(て、俺に言っているのか。。)