B-1グランプリ

行ってきました、B-1グランプリ
自宅で支度中にテレビからB-1グランプリのトピックスが情報番組で流れていて、なんか注目とかされてるのかな?と思いながら会場へ。正直言って、こんなの好き者しか訪れないと思っていました。公式サイトの来場見込み人数10万人ちゅのは自虐ギャグだと思ってたりして(笑

到着時点(10時30分)で、この混雑。話によると昼時点で1万人だとか。1品買うのに、最大で2時間待ち状態。21品登録されているのに、この状況だとすべて食すのは100%不可能です。おまけに昼早々に完売宣言(!)出すブースまで登場。来場者を完全に舐めています。ちゅか、出展者もここまで来場するなんて思っていなかったんじゃないかな。日本人の食に対する関心の高さが垣間見れます。
私のお目当ては「八戸せんべい汁」と「横手やきそば」です。
奥さんと一緒に行ったので、毒の倍は食べることが出来ました。つまり、このイベント、グループ参加した方が良いってことですね。例えば、DLみたいにアトラクションが最終目的だと、グループでの分散攻撃が無意味ですが、食のイベントに関しては分散攻撃こそが最強の効果を叩き出すちゅうことです。

各務原キムチ鍋。ただの美味いチゲ鍋じゃん。インパクトなんて皆無。人参と松の実が入れることで特徴を出したつもりのようですが、キムチの味にすべて埋もれてます。「こんなキムチ鍋は食べたことないや!」ちゅう感動が欲しかったです。
値段200円。味★★★★☆ ユニーク☆☆☆☆☆

八戸せんべい汁。散々並んだ挙句、この量かよ。せんべいが堪能出来ないじゃん!て、購入した瞬間ぶち切れ気味。そもそも、このイベントはご当地グルメをPRするためのものであり、金儲けのためではないはず(PRが成功すれば結果として金儲けになるけど、ことイベントにおいては適用されないよな)。なのに、こんなにケチってコインをふんだくるちゅうのは印象がかなり悪いぞ。食い物の恨み云々を忘れちゃ駄目ですよ。おまけにくそ暑い中立たされているのにさ、ポンチョスが横でせんべい汁の曲を歌うんだ。更にくそ暑い(笑
なんだろうなぁ、この食感。ワンタンかな?南部せんべいを生噛りしたけど、あれはあれでありだと思う。せんべい汁自体は大変おいしゅうございました。
値段300円。味★★★★☆ ユニーク★★★☆☆

行田ゼリーフライ。銭フライがなまってゼリーフライ。苦しい由来。完全に名前負け。ネーミングインパクトのおかげか、メディアでは即効性を活かしてよく取り上げられる。実際は、野菜コロッケをソースにくぐらせただけの突っ込み満載なアンセム。味も食べてみれば分かりますが、そこらのスーパー惣菜コーナで買える其と大差ない。むしろ負けている(あちゃぁ)。おまけに、ソースにくぐらせているので、コロッケの持ち味であるサクサク感とかまで殺しちゃってるし(笑
B-1グランプリ内で、富士宮やきそばと同じくらい買いやすい。5分かそこらで購入可能。これでお腹いっぱいにして帰るのも一興だよね(勝ち負けで言うところの負け確定
値段100円。味☆☆☆☆☆ (ネーミング)ユニーク★★★★★

高砂にくてん。特徴は肉じゃがみたいなじゃがいもが入ってるところらしいけど、個人的には、牛スジと蒟蒻がインパクト大。これって関西圏では当たり前のトッピングなのかもしれないけど、関東の人間にとってはかなりのもの。ぶっちゃけ、じゃがいもなくても、かなり感動していた。生地もねっとりしていて、ユニークだなぁと。これは立派なご当地もんだと思います。
値段300円。味★★★★★ ユニーク★★★★★

青森生姜味噌おでん。名前からして、おでんちゅうか生姜味噌がポイントなじゃね?て思わずにはいられなかった。肝心の生姜味噌ですが、激美味。この組合せは斬新でした。大角天、こんにゃく、ぼたん竹輪、味付け卵、大根、これだけ入ってこの値段。せんべい汁と一緒です。同じ青森でもこうも違うものでしょうか。私にとっては、生姜味噌もそうですけど、大角天とぼたん竹輪もかなりヒット。特にぼたん竹輪は、明らかにいつも食している竹輪と違い、かなり幸せになりました。めっちゃ美味い。
値段300円。味★★★★★ ユニーク★★★★☆

富士宮やきそば。食するのは初めてです。肉かすってどんなんだろうって思っていたのですが、あれですね、脂身ですね(笑
脂身が嫌いな人が受け入れるかどうか分かりませんが、私はめっちゃ美味いと思いました。カリカリベーコンをやきそばに投入したような感じですかね。節粉はあってもなくてもそんなに味に関与しないような印象。それくらい肉かすの味のインパクトが強烈。旨味がぐっと増してました。
値段300円。味★★★★★ ユニーク★★★★★

横手やきそば。ずっと憧れていた1品を食する機会を得ました。かなり待ち行列で耐え忍んだと思います。執念で入手しました。目玉焼きがめっちゃ綺麗。黄身をぐちゃぐちゃ潰して麺に絡めて食べます。
「え?!不味い。。。」
同じやきそばでも、ここまで違うのでしょうか。ちゅうか、自分で作ったやきそばの方が楽勝で勝ってます。ここは相当行列を作っていたので、調理するおっちゃんも大分へたっていたような気がします。味付けに失敗したのかなぁ?と心配になるくらい不味い(笑
福神漬けとの絡みはありだと思います。現地に行ったら、本場もんを食べたいと思います。なんか納得しない。ちゅか、秋田の横手なんて行く機会ないっちゅうの。
値段300円。味★☆☆☆☆ ユニーク★☆☆☆☆

会場の熱気とは別に、地元商店街をちょいと探索。うーん、枯れてます。良い感じです。富士宮やきそばで、どれだけ経済効果があったのか知りませんが、今回のイベントも相当な効果があったのじゃないでしょうか。ただ、中間ランキングで、静岡発グルメが上位を犇めき合っているのは、かなり閉口。腹黒い思惑が見え隠れします。水餃子って。。ご当地グルメで活気付いている土地での開催はホームの有利性が炸裂しますね。もっとマイナー場所や中立的な場所で開催して欲しいですね。高砂にくてんのランキング状態はどういうこっちゃ!と思ったりもしたし。ゼリーフライより下位なんてありえねー(笑