信用を得られない営業マンは死に値するわな

トップ営業マンの習慣が身につく本

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僕は営業マンが好きである。営業職に就いたことはないけど、営業マンのトークとかを体感するのが大好き。当然、色々なタイプがいるんだけど、年配の営業マンは流石に百戦錬磨ちゅうこともあって、非常に勉強になるところが多い。
さて、2年越しくらいにアポを取ってきた、かつての私の不動産デベロッパ担当者。年下なんだけど誠実な対応と言い、どんだけコケ落とされても感情を出さずに粘り強く対応する様に好感を持っていた。
して、突然のアポで何だ?と顔を合わせたら投資の案件でアクセスしてきた。投資ならば自分で計画を立ててやっているので結構ですと一度は断ったんだけど、また電話がかかってきて「久しぶりにお会いしたので、積もる話もまだあるかと。食事だけでもご一緒出来ませんか?」と。別に嫌いな人物じゃないから「仕事の話をするのでしたら、前回と全く同じ回答になるので時間の無駄になりますよ?」と回答すると「いえいえ。もう仕事の話は抜きで。純粋に。」とな。まぁ、友達ちゅうか、一社会人の付き合いならばと、待ち合わせ場所に向かう。

そいつの上司君臨。
きたきたきたきたきたきたきたきた。

その若手営業マン曰く「上司も近くを回っていたので、是非食事を一緒にと呼んだんですよ」て。
本当は、その場でブチ切れて帰宅しても良かったんだけど、その上司とやらが、どれだけ論理的に崩してくれるのかもちょっと興味あったので、何食わぬ顔で「あ、そうですか」と軽く受け流す。
若手営業マン硬直しています。きっと上司にはアポ取ったのでご同行お願いします!て、頭下げたんだろうけど、いやいや、君は分かっていない。クライアントを騙したのは、もう一生ものの罪だちゅうことに。
結局、そんな意味不明な上司を交えて会話しても、結局はのらりくらり投資の話に進むのは目に見えてたので、頑なに拒否っても論理崩しが見れないので、話に乗っていく。

如何せん、大手デベロッパの営業だから、かなりやり手なんかなぁと思っていたんだけど、決定打が全然打てない。
「若手くん、もう君に会うのはこれが最後だし、これがラストチャンスなんだから、確実に落としに来ないとダメじゃん!」て思いながら、話を流しまくっていたんだけど、タイムアップ。美味しい話しかしない営業なんて信用する訳がないじゃん。上司さん、二流でした。メリット説明は当たり前で、デメリットもしっかり説明し、そのデメリットのフォローもトークで補完するってのが必要なんじゃないかな。僕は結構素直にはいはい聞くから手ごたえ感じていたんだろうけど、腹の中じゃ相当馬鹿にしてたよ。ふふ。

まぁ、約束を破った時点で、聴く耳は端から持っていなかったんだけど、折角気に入った人物だったのに残念だな。やっぱり、そこは上司を連れてこないで、再度、裸でアタックして欲しかった。そうしたら、少しは聴く耳持ったよ。
僕は嫌いなんだ、そういう組織の力に依存する奴。
さようなら。着信拒否(笑