デジタルカメラかく語りき

amelia2007-12-17

自慢をするようで申し訳ないがカメラについては全く知識がない!(自慢ですか
最近、ちょいと仕事関係でもここら辺の知識を蓄えたので語ってみようと思います。
そもそも旅行等で写真を撮る行動は不要で、己の海馬に記憶しておけば良いじゃないですか!とか意味不明な事を口走りながら一切合切カメラちゅうもんを持ち合わせなかった私ですが、振り返ってみると、現像が面倒くせーとか、フィルムとか買うの面倒くせーとかね。。。まぁ、所詮そんなもんですよ。
察しがつくと思いますが、デジタルカメラちゅうアンセムはそりゃ凄いインパクトでした。
フィルム不要、現像不要、試し撮り自由、加工自由て。
まぁ、それで購入したのがIXY DIGITAL Lで、キャノン信者でも何でもないのですが、そのコンパクトさです、購入理由。デジカメを買う前は、J-D06#graphicaの携帯カメラ(7万画素CMOS)を利用していました。このカメラ、凄い緑色が強くてオーバ受光するものですから、かなり素敵な撮像が出来ていました。
それから機種変更してからも携帯電話のカメラを利用していたのですが、ジャギーがどうにもこうにもむかついて、次第に足が遠のきました。
IXY DIGITAL Lのスペックはカタログ引用すると
有効画素数 : 約400万画素
撮像素子 : 1/2.5型CCD
焦点距離 : 6.4mm (35mm換算39mm)
F値 : F2.8
だそうです。単焦点です。つまり、光学ズームは出来ません。
正直、ここら辺読んでも意味不明じゃないですか?私は画素数見て「画素数が大きいとdpiが増えるので同寸法で比較すると綺麗な写真が撮れる」ぐらいしかの知識しかありません。そこで言う「綺麗」ちゅうのが人それぞれの相対感覚であり、ぶっちゃけ、そのデジカメを使って満足出来る写真が撮れれば良いと思うのですよ。発色が良いとか、色の再現性が良いとか、そういう感覚も含めてね。アナログカメラの場合は、恐らくそこら辺の色関係はフィルムに依存してフィルムに拘りとか出るのかなぁーとか思うんだけど、実際は知りません。アナログカメラとかやらないし。デジタルカメラの場合は、フィルム特性 = 撮像素子特性 + 画像処理エンジンになるのでしょうか。いや、知らない。何となくそう思うだけ。
さてさて、そこら辺のカメラ個体差の話は後ほどにして、先ほどのスペックの読み方をちょっくら勉強してみました。
有効画素数についてですが、最近は1000万画素クラスのコンパクトデジカメラまで市場に出回っていますが、PC上で見るにしてもプリントするにしても、使っている人は分かると思いますが400万画素でも十二分です。めちゃくちゃ綺麗に写ってます。そんなに画素数て必要なのでしょうか。あ、有効画素数の読み方は、撮像素子に関係すると思いますので先に撮像素子について勉強したことを記します。
撮像素子ちゅうもんは、フィルムに相当するもので、シャッターを開いて光を充てるところ(光センサちゅうやつですか?)なんでしょう(本当に勉強したのかよ)。CCDとかCMOSとかありますが、一般的なコンパクトデジタルカメラはカタログ見れば分かりますが、ほとんどがCCDです。聞いたこともないメーカが出すデジカメはCMOSを使っていたりします。だけど、有名メーカのデジタル一眼レフの一部でもCMOSが使われたりしますので、一概にどちらがどうとか言えない、少なくとも私はそこまで言えるほど深く探求していない。で、その1/n型ちゅうのがいまいち意味が分からず「何に対する比率?」と思っていたのですが、これって絶対サイズ(それもインチ)みたいですね。CCDイメージセンサ - Wikipedia
そのインチが撮像素子デバイスの対角線長を指すのか否かよく分かりません。大事なのはそこではなくて、それに付随する撮像素子全体のサイズに意味があります。デジタル写真 - Wikipedia
例えば1/2.5型の場合は、5.76mm x 4.29mmだそうです。つまり、24.7?に約400万画素が詰まっているということになります。だから何?て言われても困りますが。因みに、一般的なアナログコンパクトカメラの場合は通常35mmフィルムを使うらしいのですが、35mmフィルムのサイズは36mm x 24mmとのことです。このサイズと同じ大きさの撮像素子が実装されていると思っていたのですが大間違いみたいでした(フィルム = 撮像素子だと思っていたので)。本当に35mmフィルムサイズの撮像素子が実装されているデジタルカメラもあるらしいですが、価格を見たら80万円近くしていました。馬鹿みたい。まぁ、それだけCCDとかCMOSて高いんでしょうね。知らないけど。
で、カタログスペックを比較していて、同じ画素数で1/2.5型CCDと1/2型CCDとあったら、どちらを選べば良いのでしょうか?これは、先ほどの35mmフルサイズ撮像素子の話からして、大きいサイズの撮像素子(この場合は1/2型)を選んだ方が良いと思います。何だか、小さいサイズの撮像素子って無理している感じがしませんか?コスト削減だけが目的のような気がして、メリットってあるのかどうかも謎です(メリットは安く済むだけなのでしょうか?)。
焦点距離ちゅうのは光学用語なので砕かして言うと、撮像素子から光が集まる点までの距離て感じですか。距離が短ければ短いほどワイド(広角)に撮影出来て、距離が長ければ長いほどズーム(望遠)して撮影が出来ることらしいのですが、これは比較もしくは絶対値を体得していないと単一カタログスペックを見ているだけでは素人には全く分からないものですね。おまけに35mm換算て何?てなりますね。慣れてくると、35mm換算で28mmとかカタログで表記してあると「ワイドに撮れるんだねー」てなってきます。まぁ、そのワイドも35mm換算で36mmとかそういうのに対して比べてみると、あーワイドに撮れているねって分かると思いますが、比べなければ特段気にする代物じゃないと思います。素人は比較なんてしませんからね。因みに35mm換算値算出式は、
35mm換算焦点距離 = 焦点距離 * 35mm対角線長 / 対角線長
で出せました。対角線長は縦横寸法から三平方の定理で算出します。
IXY DIGITAL Lのカタログから算出してみると、
6.4 * 43.26662 / 7.140028 = 38.78225
四捨五入すると39mmとなりカタログ上の35mm換算焦点距離と一致します。
さてさて、最後のF値ですが、これがメーカや製品によってバラバラであり、結構面白いです。
F値ちゅうのは定義とかはWikipediaで調べれば良いので割愛しますが、要は値が小さければ小さいほど光が沢山入るレンズちゅうことになるそうです。つまり、明るい写真が撮りやすくなるちゅうことになりますか?実際、コンパクトデジタルカメラレンズは広角時でF3.0前後のスペックが多いのですが、RICOHGR DIGITAL?はF2.4とかを叩き出していて唸ってしまいます。これも比べてみると一目瞭然になると思われますが、単騎では「こういうもんだ」とか「ちゃんと写るから問題ない」てなレベルであり、レンズに拘る人以外はあまり見ないスペックなのかもしれません。
総合すると、スナップショット用にデジカメが欲しいのでしたら、何世代か前のデジカメを中古で買えば良いんじゃないかな!(ぇぇぇぇええ

次回はCCD(IXY DIGITAL L)とCMOS(DSC-517)でどれだけ撮像データに違いが出るのかをやってみたいと思います。