人の価値観て凄いな

皆さんは奥多摩をご存知だろうか。
ここは東京だぜ?」てフレーズがとてもお似合いの土地。むしろ、それは檜原村だろてツッコミがありそうな気もするけど、まぁそんな感じ。
私は20代前半の頃、田舎に憧れ青梅に移り住んだ経験がある。かれこれ2年くらい住んでいたと思うんだけど、その間、一度も奥多摩には足を踏み入れたことがないのでした。だって、電車が少ないんだもーん。
奥さんと付き合っている頃、デートプランでネットを散策していた時に「日原鍾乳洞」を発見し、あーそいや、そんなもんあったなぁて。だけど、何か縁遠くて結婚しても行ってなくて、今回の3連休で時間が取れそうになったもんだから、行ってみたのです、鍾乳洞。
懐かしき青梅駅に到着すると、人がわらわらと奥多摩行き電車を待ちます。想像以上に数が多いです。それも皆さん登山ルック。御嶽かな?と電車に揺られること30分。ついに奥多摩に到着です。因みに、青梅より先はほとんど民家なんかないんじゃないかと想像していたのですが、これが吃驚。奥多摩にでさえ、住宅密集しちゃっているの。さすが腐っても東京。

奥多摩駅です。北側に見える奥多摩工業の工場がかなり眩いです。廃坑みたいで素敵なのですが、立派に現役です。

奥多摩駅から更にバスで30分のところに鍾乳洞はあるのですが、土日は交通事情により2つ前のバス停(東日原)が終点となります。そこから徒歩で20分です。こういう秘境チックなのがたまりません。しかーし、現地に行けば分かりますが、物凄い車の数です。何気に日原鍾乳洞へ遊びに来る人々が多いのです。これも吃驚の事実です。そんなに面白いのかとワクワクしまくりです。せっかく空気が美味しいところなのに排気ガス炸裂気味です。

鍾乳洞入り口です。川のせせらぎと洞窟という川口探検隊セットに冒険心がくすぐられます。

インケーブする瞬間です。既にこの時点で冷気が体を包み込みます。なんちゅうか、あれですね、秘宝館に入館する時みたいな感覚になります。因みに、鍾乳石ちゅうと乳白色の綺麗な石という認識がありませんか?ところがどっこい。

糞です。

急です。

無駄に急です。

はぁ。。。すげーつまんねーの。これさ、日田の昭和の玩具館や石川の動物園より酷いよ。ちゅか、あれらは、強烈なインパクトを残すからある意味すんげー面白いのに、ここときたら、インパクトも無ければ、笑いもないし、愛もない。ないない尽くしで正直、東京の銘菓は雷おこしだっけか?東京バナナ?そういう感じ。所詮、その程度なんだな。洞窟てもっとロマンがあるだろ。なんだココは、ディズニーシーの出来そこないみたいな面構えしやがって。

奥多摩の景観に癒される。

多肉植物が癒してくれます。

奥多摩駅の2階にある蕎麦屋であつもり食べる。焼きおにぎりも別に美味しくないし、蕎麦も風味が飛んでらー。

奥多摩てふざけてんのかな。