ガンダム アンド ミー

ファーストのDVDボックスが発表された当初、無条件降伏で買うつもりでいた。僕はガンダム世代であり、リアルタイムでの放送時、小学1年か2年だった。ストーリー云々よりかは、ジオンモビルスーツの斬新さにときめいていた。ちゅか、ニュータイプやらミノフスキー粒子なんちゅうキーワードは一体何が何だかちゅう感じだったんだけど、ノリだけでテレビにかじりついて見ていた。アムロがララァに最後語りかけたりするのも全く謎だった。アムロのひねくれた感じが妙にリアルだった。
ZやZZぐらいになると、中学生になっていた事も手伝い、まともに見ていない状態になり、いつまでもファースト信者であり続けていた。つまり、自分の中でファーストが絶対良いと思い込んでいたりするんだけど、よくよく考えてみたら、ガンダムってそんなに好きだったのか？と思ったりもする。単純に、他に観るものがなかったし、サンライズ製品なんて、ザンボットからボトムズくらいまでしか観ていないので、ガンダムが単に面白かっただけのことじゃないのかと。

いざ、アマゾンでDVDを予約しようとした時に歯止めがかかった。

「あれ？別に欲しくないわ。。」

きっと、発表直後ぐらいに発売されていたら買っていたんだと思う。勢いちゅうのは素敵な魔力を持ち合わせ、マーケットに微妙に関与するんだなぁと実感。

僕は、この浮いた5万円で他に投資することにしたんだ。