沖縄 その1

富士家の沖縄ぜんざい

突如、沖縄に行ってきました。
因みに、私は旅行とか興味ないです。
旅行するならば、自分の住んでいる町の隠れスポット等を探す方が好きという人間です。路地にひっそり佇む豆腐屋とかね。
んで、旅行と言えば、大体が観光旅行じゃないですか。
観光スポットちゅうのは、得てして歴史的文化財とか絶景とかね。
今回はバカンコーモードで突入しました。
つまり、沖縄の歴史なんちゅうもんを一切勉強せずに行ったのですよ。
ざっと、行く前の沖縄予備知識(はたまた、勝手な妄想偏見)は、こんなの。

  1. アメリカ軍基地が多くて、一日中ジェット音がしている
  2. 豚肉を全国で一番消費している
  3. 長寿
  4. 聞きなれない名前の人が多い
  5. 昔は琉球王国という独立国家だった
  6. 沖縄民謡という独特の音楽がある
  7. 海が綺麗
  8. シーサーという魔除けを家門に飾る
  9. 平屋だらけ
  10. 人口も少なく牧歌的雰囲気がある

完全に馬鹿だわ。。だいたい牧歌的だと言いながら、一日中ジェット音て何だよな。

さてさて、羽田から飛行機で2時間。
スノボーでスキー場行くより近い訳で、あっという間に到着します。
着陸態勢のアナウンスがかかると同時に、外を観ると。。

島の砂浜から海にかけて、アクアブルーからミッドブルーへのバーストですよ。
こんなの、ドラクエの島じゃないですかぁぁああ。
て、更に馬鹿。

今まで観てきた島ちゅうのは、岸辺に岩がゴロゴロしていて、中央は絶対に山になっているのに、なんじゃ、平地みたいじゃないか(注 本島じゃありません)。

着陸すると、すぐに自衛隊基地が横に見えて「めんそーれ 自衛隊」みたいなメッセージウォール。ちゅうか、自衛隊がようこそとか言うのもアレだな。
ちゅうか、アメリカ軍がウェルカムとか言う方が更にアレだな。

沖縄在住の従兄弟と合流し、沖縄案内をしてもらえることに。
そう考えると、逆の立場になった場合、私が東京をどういう風に案内するかっちゅうと、

  1. 皇居(広々としているけど、周囲に警察官がウヨウヨしていて緊迫しているから)
  2. 吉祥寺(目を瞑ってでも道が分かるしお店を熟知しているから)
  3. 代官山から渋谷(それなりの雰囲気が楽しめるから)
  4. 秋葉原から神保町(混沌としているから)

コレくらいよ。歴史も何もないよ。ちゅうか、千代田区だけで用が足りそうな勢いだよ。
それに引き換え、従兄弟の歴史の熟知度は計り知れないものがあり、沖縄の風習等の雑学も交えて案内してくれて、私も東京案内する時はちゃんとやろうと見習いましたよ。ヒルズとかタワーとか帝釈天とか浅草寺とか、そういうの無視するの止めようと思いましたよ(ハリボテ見学しても意味なーしとか思っているけど、初めて観る人には意味があるし、その価値観は私が決めるのではなく当人だしね)。

閑話休題
まず、那覇空港を出て思ったことは「車が多い」ちゅうこと。溢れんばかりに車が走りまくっている。なんちゅうか、東京にいるのと変わりない。

従兄弟は、まず「万座毛」に向けてアクセルを踏んだ。

→ その2に続く。