マネー革命

ここ1、2年で個人投資とかガンガン流行ったりしたけど、
ライブドアショックで、興味を持った人も敬遠するようになったんだろうか。
そもそも、投資でご飯食べて行こうとか、俗に言うデイトレーディングを
投資とイコールに考えちゃっている人も大勢いたりするのだろうか。
タンス貯金するなら、少しは利回りの良いファンド投資すると言うのならば、まー話は分かるけど。所詮、投資なんてギャンブルだし。元本割れのリスクを考慮していないお馬鹿ちゃんの方が手を染めやすい感じがするな。ライブドアで損したとか何とかで愚痴ってる人は、所詮がめついだけの人間だわ。違法なことされて損したって言っても、それらをすべてまとめて投資て言うんじゃないのかな。自己責任よ、この世の中はすべて。

かれこれ、8年くらい前にNHKスペシャルで4日間放映された「マネー革命」が大好き。物凄い面白かった。今でも録画テープを時々観たりする。まず、投機で食べている人の実態が垣間見れたし、金融工学なんちゅう、ギャンブルを偉そうに学問にしているということも知ったし、「伊藤の公式」で見事にオチている番組構成も素敵だった。世の中(経済)の流れを数学で当てはめようとしていて、それがかなりカルチャーショックで、「んなこと出来る訳ないじゃんかー」と半信半疑で観ながら、最後に見事ご破算しているノーベル経済学賞受賞者の全身ギャグで大爆笑した。

ライブドアショック以降「地道に働くのが一番。楽して稼いじゃ駄目。」なんて風潮やら、偉そうに語る低所得層の親父とか見ていると、いやいや違うよと言いたい。「自分を高めようとしない低意識なその人生そのものが駄目」と言いたいわ。主軸をどちらに転がっても「金」で設定するのは、いい加減やめて欲しい。見苦しいわ。