ゲーム不買宣言

あめりなです。
寒いってある意味楽しいですね。
現在、マイブラの2ndが爆音で流れていますが、更に凍結感を増進しています。

ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)

ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)

サリンジャーナイン・ストーリーズを読みました。
サリンジャーと言えば、ライ麦なんですけど、かれこれ10数年前に読んでからサリンジャー作品なんて其以外読んだこともなければ、勝手に一発屋だろ?みたいな。ちゅうかね、異邦人とかバトロワみたいに、その作品のエナジーが凄まじ過ぎるため「この作品で終えるべき、変に落胆したくないし、これを超える作品を書けるはずがない」と自らを閉鎖空間に追いやる(単に見ない振りをし購入しない)傾向があります。ですから、ライ麦以上の作品なんて書ける訳ないと(当時はめちゃ面白いて感じていたのは確か)。シェルダンでさえ「明日があるなら」を超える作品には出会えていませんしね。
して、ナイン・ストーリーズを読んでみたのですが、正直、ライ麦の内容なんて詳細に覚えているはずもなく、なんかこまっしゃくれた反抗期のガキが師に出会うみたいな。所詮、大人も思春期には同じ行程を踏む訳でして、そして自己解釈により無痛状態へ遷移するのですが、サリンジャーさんは永遠の思春期さんみたいな。確かに、私も未だに踏ん反り返っている人間は全面否定ですけど。でも、糧を得るためには建前と本音の使い分けは当たり前のように実践しますし、逆にそれをしない人間は「馬鹿じゃねーうぜー」で一蹴です。な感じで、この九つの物語において共鳴するものなんて何一つないし、青臭いちゅうよりかは、ただの自殺願望者が投影しているだけなんじゃね?みたいな印象を受ける訳です。そんな中でも「対エスキモー戦争の前夜」は絶品でした。面倒くせー人間が次々に絡みついてきて「あー人間て面倒くせー」で終劇。チキンサンドを捨てなかった描写が凄い良かったです。そしてタイトルも良いですね。全く本筋には関係ない。そこら辺のセンスがちょっと惹かれます。

昨晩、奥さんと積みについて話していて、自分は64の時オカとPSPディスガイアプリニー界以降とPSP魔界村3面以降とPSPグラ3の3面以降とGB魔界塔士sagaの1と2が積みあがっていて、奥さんはNDSDQ4ピサロストーリとGBAのモリクエとDBとGBのクロノアが積みあがっていて、それなのにNDSのトリガーの話をしているという。まー、別に購入しておいて後から消化すれば良いし、昨今ではディスコンも早々実施されるため、中古巡回でも出くわさない事例も多々ありますら、特段抑制する必要性はないのですが、それにしても、私は溜め過ぎです。な訳で、不買宣言をかけました、己に。例外としては、PSPの海外版ナムミューと沙羅ポ。これは溜めても問題ナッシングちゅうか、後々入手が難しくなるのが明らかであるためですが。
魔界村て難しいと、あれから20年近くになりますが、未だにそう思います。