あぁ、詐欺ね

あめりなです。

誰も信用しなくなって長い年月が経ちますが、心の底では信じたい気持ちはあるんですけどね。
人の善意を平気で踏みにじる人間がこの世の中に存在するということだけで、自己防衛、手放しの信用なんて絶対あり得ないんだなぁとね。

詐欺てどれだけの手口があるのか正直知りません。
私が受けた詐欺は現在までで3口です。
そのうち、1口は引っ掛かりました(小銭だけど)。

1.募金詐欺
小学生時代。渋谷に友人と出掛けた際に募金しているおばさんに止められた。最初、10円を募金したのだが「小銭すべて募金してよん」て馴れ馴れしい態度で、まぁ、後々考えれば変な態度だったと思うのだが、ポケットの小銭を根こそぎ持っていかれた。
凄く顔を覚えていて、学生時代にバイトしていたレンタルビデオ屋に来ていた。子供連れだったのだが、明らかに情緒不安定気味の人で、あぁ、ちょっと逝かれてるんだなぁと思うのと同時に、こんな人間が子供作っちゃいけないよなぁと重い気分になった。
実際問題、詐欺なのか否かは知る由もないが、募金した人に対しての誠実な態度とは異なるその振る舞い自体が許せない。
小学生ちゅうか、子供相手に詐欺るのもどうかと思う。
そして、そゆことをすることにより、私みたいに「募金なんて所詮すべて偽物」という認識を抱き、一切募金をしなくなる人間を増やすのも社会的にどうかと思う。
正直、死んでください。
本当の募金と偽の募金の区別なんてつく訳がない。
ちゅか、赤い/緑の羽根の共同募金さえ、私は信用していない(酷い
収集してからの工程を目の当たりにしないと信じない。

2.寸借詐欺
学生時代。先ほどの募金詐欺臭いおばさんとは別の初老のおばさんがレンタルビデオ屋にやってきた。その当時、私は店番1人で、おばさんは「紅の豚」のパッケージをカウンタに持ってきた。会員ではなかったので、身分証明書の提示を求めると。。
寸借おばさん「あらやだ!家に財布を置いてきてしまったわ!」
私「それでしたら、取り置きしておきましょうか?」
寸借おばさん「今から娘のお見舞いに行かないといけないの。バス賃がないと行けないからバス賃を貸してくださらない?」
私「いえ、財布持ってきていませんので。。」
→正直、財布あったら貸していた(笑
寸借おばさん「レジにお金あるじゃない」
私「これは貸すこと出来ないんですよ」
寸借おばさん「じゃあいいわ」
と、それまで満面の笑みと財布を忘れた驚嘆の顔が、一瞬にして鬼の形相に変貌したおばさんを見て、正直怖かった。

このやり取りも克明に覚えているなぁ。。
ちゅかさ、こんなどうしようもないことに労力を費やすこと自体が疲れないのかな。詐欺師ちゅうより、単純に家に帰るのが面倒だから寸借しようと思ったんだろうけどね。それより何より、そのようなことで、「こんな小さいことから自己防衛していないとダメな世の中なのか」と健全な青年に思わせてどうするよ。
正直、死んでください。

3.在庫処分詐欺
社会人時代。会社帰りに対岸路上に止まった車から男性が「すみませーん!」と私を招く。私は「道ですか?ちょっと詳しくないので!」て断ると「違います!違います!ちょっと」て手招き。人にモノを聞く立場で車中から手招きて、ちょいとムカッときたんですけど困ってそうだし、近づいてみると
男性「私、こういう者なのですが(と名刺を見せる)、先の展示会場で物が処分しきれなくて(と時計を見せる)、これをもらってもらえますか?」
私「じゃあ、あなたがもらえば良いじゃないですか」
男性「いえ、私は社員ですので横領になってしまうんですよ」
私「はぁ」
男性「そこらへんに捨ててもらっても良いので(と私に渡す)」
→意味不明。。
私「分かりました」
男性「で、ちょっと気持ちだけで良いので飲み代くらいもらえますか?」
私「お返しします」
男性はそれまでの満面の笑みをすべて洗い流して時計をひったくり車を発進させてどこかへ行きましたとさ。
正直、死んでください。
これもねぇ。。こんなことに労力を費やす方が大変だなぁと思いますね。
なんか困ってるのかなぁと話を聞けば、こゆことだもんな。
一体、どうなってるんだ。
もう、他人とも会話するなってことかよ。

な訳で、大口に当たってはいないのですが、本当、人を信用するということがどれだけ大変で、どれだけ慎重さが必要なのかちゅうことなんですかね。
世の中には信用ありきの物事も多いんですけどね、特に社会に属している場合。
いやはや。